塗り壁は、今でも和室で多く用いられている壁の施工方法です。塗り壁はDIYで施工することもできますが、下地処理をしておかないと崩れたりうまく塗れなかったりする場合があるため、きちんと下地処理をしておきましょう。こちらでは、和室に塗り壁が使われている理由と、塗り壁をDIYする際の下地処理方法をご紹介いたします。
和室の塗り壁
多くの和室の壁は、日本で古くから行われてきた壁の施工方法である「塗り壁」が使用されてきました。
下地に竹を使って格子状に編み、塗り壁材に土や植物の繊維を混ぜてから、コテを使って壁に塗りつけていました。現代の住宅では、合板や石膏ボードの家が多いため、その上の下地塗りをしてから中塗り、上塗りと2回にわけて塗る方法が一般的です。
和室に塗り壁が使われる理由
和室に塗り壁が使われている理由は、日本の気候が関係しています。日本には、雨が多く気温も湿気も高くなる梅雨があります。蒸し暑い梅雨を過ごしやすくするために、日本家屋では塗り壁が使われてきたのです。
漆喰や珪藻土を使用した塗り壁には湿気を吸ったり放出したりする働きがあるため、室内の湿度を調節して快適に保とうとしてくれます。また、内装だけでなく外壁に使用される塗り壁は、外からの熱気や冷気を室内に伝えにくくする、という断熱効果もあります。
日本独自の工夫で生まれた塗り壁ですが、洋風建築が増えてクロスが多くなった今でも、和室には昔ながらの塗り壁の文化がまだ残っているのです。
At Persimmonでは、DIYにおすすめの塗り壁材を取り扱っています。漆喰や珪藻土がメインとして使われてきた塗り壁ですが、それぞれに短所があります。その短所を補い、長所を活かすために使用しているのが、柿渋です。At Persimmonでは、柿渋タンニンと珪藻土と卵の殻を使用したAt Persimmonならではの塗り壁材を提供しています。高品質・多機能な壁材として人気があり、施工方法はローラー・コテ・吹き付けと様々な方法で行えます。部屋のデザインに合わせて、ぜひ施工方法を組み合わせてみてください。
漆喰・珪藻土を塗る前の下地処理方法とは?
珪藻土や漆喰を塗る前に行うべき下地処理は、既存の壁材によって異なります。
既存の壁材が塗り壁の場合
表面に剥がれや傷みが少ない場合は、シーラーと呼ばれる下地処理剤を塗布して、その上から塗り壁材を塗ります。ただし、表面がきれいでも、手で触ってぽろぽろと剥がれ落ちるようなら、下地強化剤を塗って壁を固めてから、シーラーを塗布しましょう。
「表面が傷んでいる、剥がれている」という場合は、表面をできるだけ落としてから下地強化剤を塗布し、さらにシーラーを塗布します。もし、表面の塗り壁材をすべて剥がすなら、表面に霧吹きで水をかけ、時間をおいて糊を緩めると剥がしやすいです。
下地にカスが残ると塗り壁材がうまく塗れない場合があるため、カスが残らないようにきれいに剥がしてください。
既存の壁材が壁紙の場合
壁紙に傷み・剥がれがほとんどなければ、汚れを拭き取ってから壁紙をよく乾かし、シーラーを塗布してから塗り壁材を施工しましょう。もし剥がれや浮きが激しい場合は、壁紙を剥がしてからシーラーを塗布し、塗り壁材を施工してください。
At Persimmonでは、柿渋を配合した塗り壁材を取り扱っています。塗り壁は下地処理さえしっかりしていれば、DIYでの施工も可能です。DIYで施工可能な高品質の塗り壁材を探しているという方は、ぜひAt Persimmonの塗り壁材をお試しください。
珪藻土を使った塗り壁のDIYをお考えならAt Persimmonへ
塗り壁は、きちんと下地処理をしておくと失敗しにくいです。DIYするなら、失敗しないように下地処理にも力をいれましょう。
At Persimmonで販売している塗り壁材は、柿渋を配合している高機能な塗り壁材です。漆喰や珪藻土は長所もあれば短所もありますが、その短所をカバーできるのが、柿渋配合の塗り壁材です。
At Persimmonでは、柿渋タンニンと珪藻土に卵の殻をプラスした、消臭や断熱、防火、結露防止、調湿などの機能を持った塗り壁材をご用意しています。DIYで使用する高機能な塗り壁材をお探しなら、ぜひAt Persimmonの機能性柿渋塗り壁材をお試しください。
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珪藻土を使った塗り壁のDIYをお考え方はAt Persimmon
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