柿渋塗料は高い防水・防腐性を持つ自然塗料！4つの特徴をご紹介

柿渋塗料は、青い渋柿から作る100％天然の自然塗料です。防水・防腐性に優れ、日本古来より様々な用途で使用されてきました。色は赤褐色の半透明で、建材や家具に塗ると、ペンキでは出せない風合いを楽しめます。

柿渋塗料に含まれている「柿渋タンニン」には、防水・防腐性能だけでなく、シックハウス症候群の原因であるホルムアルデヒドを吸着・中和する効果もあります。こちらでは、安全性が高く様々な性能を持つ柿渋塗料の主な特徴を4つご紹介いたします。

柿渋塗料とは、日本古来より様々な用途に使用されている自然塗料です。作り方は、若い渋柿を砕き、圧搾して抽出した汁液を発酵・熟成します。化学物質が含まれていないため、安全に使用できる天然の着色・防水・防腐剤として人気です。

色は赤褐色の半透明で、水溶性です。木材や布、紙など、吸収性のある素材に塗ることができます。タイルや金属など吸水性のない素材については、基本的には使用できません。

柿渋塗料には独特の臭いがあり、人によっては「耐えられない」と感じる場合もあります。しかし臭いは時間とともに薄れていき、10日ほどでほとんど気にならなくなります。臭いのもとは、発酵の過程で出る不純物（酢酸や酪酸といった揮発性有機酸）です。最近では新しい製法により、性能はそのままに、臭いのもととなる不純物を排除した低臭・無臭のものが販売されています。

高い防水性があるため、昔はナイロン製などの強度の高い漁網の補強に使用されていました。漁村の中には、現在でも柿渋塗料を作る習慣が残っています。また、染色用の型紙や敷物、紙衣、和傘、醸造用絞り袋など、布や紙類でできた日用品を補強するためにも使用されていました。

At　Persimmonでは、石油化合物や溶剤を含まない天然100％の植物油とブレンドした新しい柿渋塗料を販売しています。安全性の高い自然塗料をお求めの方は、ぜひお問い合わせください。

天然の渋柿から作る柿渋塗料には、柿渋タンニンの強味を生かした自然塗料ならではの4つの魅力があります。

柿渋塗料は防水性や防腐性に優れた天然100％の自然塗料です。建材や家具を長持ちさせるだけでなく、赤褐色の味わい深い風合いも魅力。インテリアのリメイクなどにも活躍します。また、有害な化学物質が一切入っていないため、アトピーやアレルギー持ちの方にもおすすめです。

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