社長ブログ

囲炉裏と柿渋の自然塗料が作り上げた、木材の黒光りの美しさ





まだ広島のお話(笑)


広島の名店
「いろり山賊」で
食事をしたときのこと


七輪の火がゆらめく中
天井や柱に目をやると
木材が深い黒光りを放っていました






昔の日本の家づくりでは
木材を守るためにまず
柿渋を塗るのが一般的で


柿渋には防腐・防水効果があり
柱や梁といった重要な部分に塗ることで
湿気や虫の害から
木材を守る役割を果たしていた



豪華な料理、囲炉裏ではなく七輪でも炭を使う事で煤が上がる


しかし、
それだけでは終わりません


囲炉裏の火を使う暮らしでは
煙に含まれる煤(すす)が
自然と柱や天井に付着します


この煤が木材を炭化させ
防火効果を生むという
優れた特性があるのです







暮らしの中で囲炉裏を
炊き続けることで
煤が少しずつ層を作り
徐々に黒くなっていく


さらにその上から
柿渋を何度も塗り重ねると
木材は次第に
漆のような深い艶をまといます


ただ「黒くなる」のではなく
生活の跡が刻み込まれることで
その黒光りには厚みのある
美しさが生まれるのです







昔の家づくりには
こうした自然と共存する
知恵が詰まっていました


柿渋と囲炉裏の煤が
織りなすこの黒光りは
木材を守るだけでなく


家そのものを時を経るごとに
美しくしていく


しかし、
この手法は手間がかかるため
現代の住宅では
ほとんど見られなくなってしまった…











そこで
アットパーシモンはこの古来の知恵を
現代に蘇らせるための
自然塗料を開発した


柿渋に米や桐油などの植物オイル
そして松の煤(松煙)を
ブレンドした独自の塗料は
最新の技術を用いることで
古来の美しさと実用性を両立させる


この自然塗料を使えば
自然な風合いを活かしながら
木材の味わいを深め
長く美しさを保つことができます







宮崎県の飫肥杉に
『柿心エクステリア 黒柿』
を塗装したお写真


こちらは一般住宅の
外壁材として使用します




囲炉裏の煤と柿渋が
織りなす黒光りの美しさ

それを現代の家でも
楽しめる自然塗料なんです


 

 


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株式会社アットパーシモン

代表の林青美です。
是非、あおちゃんと呼んで下さい!(^^)!


当社は、
日本伝統の「柿渋」×「植物オイル」
の自然塗料を製造・販売しています。



この塗料は
石油ゼロ、VOCの除去、
さらに抗菌・消臭効果を
兼ね備えた世界唯一の自然塗料。



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がいるご家庭では

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DIYを楽しむ方には
柿渋の塗り壁やフローリングの
リメイクに使うことで

風合い豊かで環境にも優しい
家づくりのお手伝い。



工務店さんや設計士さんには
シックハウス症候群の原因となる物質を
除去する機能を提案することで
住む人の健康や地球環境を守る
「価値ある家づくり」のパートナー。




一般住宅のみならず、

マンション、病院、複合施設、
学校や幼稚園、
さらに不燃木材に塗布した物件は
数多くの実績があります。


一切妥協のない自然塗料で
健康と環境を守る役割を果たしてきました。


一つひとつの選択が
より良い未来への一歩につながります!

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