柿渋で健康な暮らしをサポートする、アットパーシモンの社長ブログ

ホタテの力でミスを消す!捨てられる貝殻から生まれる驚きアイテム。





「ママの会社、自然塗料を作ってて
 環境にすごくいいよね」


娘は、
私の電話をいつも聞いているので
柿渋の事とか商品の知識が半端ない

「子は親の背中を見て育つ」
とはこういう事ですかね。





今日は、
「ママ、この消しゴム、
ホタテの貝殻からできてるんだって!」


「このホタテの殻についてブログを書いてよ」
というリクエストがありました







ホタテの貝殻で消しゴムなんて初めて聞いたし
そもそも、
ホタテの殻を消しゴムに入れる意味は何だろう?



で、このホタテの貝殻なんだけど
普通ならただ捨てられてしまうもの


貝殻の主成分である炭酸カルシウム
私たちの暮らしにとても役立つ素材


炭酸カルシウムは簡単に言うと
大理石や石灰岩の主成分です


自然界では
貝殻やサンゴ、卵の殻などにも
含まれており非常に身近な物質です


貝殻の中に大理石の素が詰まっていると思うと
なんだか不思議で面白いですね



今が旬のカキ殻も炭酸カルシュウムです。





でね、
炭酸カルシュウムを1200度の高温で焼き
水を加えると化学反応で消石灰に変わり
その消石灰が漆喰という建材の材料になる

漆喰といえば、お城の白い外観
昔ながらの家の内装にも
使われてきたことで有名だ


白くて硬い漆喰は歴史のある建物を
何世紀にもわたって支えてきた

 



さらに驚くべきは
漆喰が時間とともに硬化して
最終的には石のようになることだ
百年後には大理石に
匹敵するほどの硬さになると言われている




この美しい白が漆喰なのです。

 




でも、そんな漆喰にも弱点はある


湿気を吸ったり吐いたりする
調湿の機能があまり得意ではないのだ


そして、その強アルカリ性
pH12から14という強さは
家庭用のキッチンハイターに匹敵するほど!

だから抗菌力は抜群だが
施工中に手袋やメガネなしで触れると
火傷してしまう危険もある

これほど気難しい素材なのに
昔の人たちはうまく付き合ってきた




 

さて、話を消しゴムに戻そう
このホタテの貝殻を使った消しゴム
エコアイデアというだけではないようだ


消しゴムに炭酸カルシウムを混ぜることで
鉛筆の跡を消す研磨剤としても
優秀な役割を果たしている


ホタテの貝殻のおかげで
私たちは
ミスをなかったことに」できるわけだ(笑)
そう考えると、少し感謝したくなる
「ありがとう、ホタテ!」ってね。




 

それでね、
実は私たちアットパーシモンも
炭酸カルシュウムを
活用した製品づくりを大切にしている


今まで自然塗料のお話を中心にしてきましたが
弊社では、柿渋の左官材も作っています。








漆喰の元である炭酸カルシュウム
高品質の焼かない、生珪藻土
などの土類を原料にした塗り壁材


炭酸カルシウムの頑丈さを活かしつつ
その弱点を補うために珪藻土をブレンドしている


珪藻土は
湿気を吸ったり吐いたりするのが
得意な素材だ

でも実は、
珪藻土にもいくつか弱点があるのだが…
その話はまた今度にしよう



さらに、
漆喰や珪藻土だけでは補いきれない部分には
柿渋タンニンの力を借りている

抗菌性や消臭性を強化するために
この三つの素材を絶妙に組み合わせた塗り壁材
「パーシモンEウォール」
は多くのお客様に選ばれている




粒子が細かく、伸びも良く施工性が高いです。

 

 

こんな小さな消しゴムから始まった話題が
ここまで広がるとは思わなかった


次に消しゴムを使うとき
ちょっとホタテの貝殻に思いを
馳せてみてほしい


そして、
家づくりやリフォームの際には
自然素材を取り入れる
選択肢もぜひ考えてほしい


ホタテの貝殻も漆喰も
見えないところで私たちの暮らしを支えている

自然素材ってやっぱりサイコー




因みに、パーシモンの塗り壁は手荒れしないのでDIYにもおすすめ。

 

 

 

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株式会社アットパーシモン 
代表 林青美

日本伝統の“柿渋”を使った自然塗料で
健康と環境を守るのが私たちの使命。

当社の柿渋塗料は
石油ゼロ、VOCの除去、
さらに抗菌消臭効果を
兼ね備えた世界唯一の自然塗料

シックハウス症候群の原因物質を除去、
住む人の健康や地球環境を守る
価値ある家づくりのパートナーとして
工務店さんや設計士さんから
高い評価を得ています。

一般住宅だけでなく
マンション、病院、複合施設、学校など
数多くの現場で使用され
風合い豊かな上に
臭いや有害物質を除去できる機能性で
大人気となっています。

この柿渋を誰よりも愛しているのが
社長である私
このブログで日々商品の魅力を発信中
“あおちゃん”と気軽に呼んでくださいね!

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