シックハウスに効果絶大!!
柿渋タンニン( ポリフェノール )の力
柿渋タンニンは空気をキレイにします。
人は食べ物の10倍『空気』を食べています
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1人が1日に摂取する食事の量
約2㎏ -
1人が1日に摂取する空気の量
約20㎏
タンニンは植物で最強の機能性 緑茶の30~50倍
再注目の柿渋
青い未熟の渋柿の実を搾汁し、発酵させた物が柿渋で、古代より様々な用途で庶民の生活と文化を支えてきました。
柿は昔から我々日本人にとって馴染みの深い果物です。
農家の庭先には柿の木が植わっており、赤い実を付けた柿の木は日本の秋の風物詩の一つでした。
ことわざに「柿が赤くなると、医者が青くなる」と言う言葉あります。
栄養成分に優れる柿が赤く色づいて食べられるようになると、みな健康になって医者にかからなくなるため、商売上がったりになった医者の顔が青ざめるから、とされています。
柿は特にビタミンCが豊富な果物でもあるのです。
20世紀の急激な石油化学製品の発達により需要が減り、柿渋の存在を忘れかけていた所に、
21世紀はECO・健康の意識が高まり、化学の発展により機能性も証明されその素晴らしさが見直され始めました。
他の果物にない柿渋だけの渋み
近年、柿渋の効果効能が注目され始め、柿渋にまつわる商品が世間を賑わわせておりますが、柿渋の力=カキタンニンのパワーということになります。
タンニンは「ポリフェノール」という物質の仲間です。
たとえば、お茶のカテキン、イチゴやブルーベリー、シソなどの赤色の成分アントシアニン、ソバのルチン、大豆のイソフラボンなど、さまざまなポリフェノールが存在します。
われわれ人類は、有史以来ポリフェノールの仲間を上手に利用し、生活に役立ててきました。
中でも、柿の果実に含まれる柿タンニンは、次元の違う強烈な渋さを誇ります。
植物の中でカキタンニンのパワーは最強だと言われています。
日本厚生労働省室内濃度指針値策定主要5物質
VOC | 濃度指針値 | 毒性指標 |
---|---|---|
ホルムアルデヒド | 100µg/m³(0.08ppm) | ヒト吸入暴露における鼻咽頭粘膜への刺激 |
アセトアルデヒド | 48µg/m³(0.03ppm) | ラットの経気道暴露における鼻腔嗅覚上皮への影響 |
トルエン | 260µg/m³(0.07ppm) | ヒト吸入暴露における神経行動機能及び生殖発生への影響 |
キシレン | 870µg/m³(0.20ppm) | 妊娠ラット吸入暴露における出生児の中枢神経発達への影響 |
エチルベンゼン | 3800µg/m³(0.88ppm) | マウス及びラット吸入暴露における肝臓及び腎臓への影響 |
スチレン | 220µg/m³(0.05ppm) | ラット吸入暴露における脳や肝臓への影響 |
除菌力
柿渋タンニンはインフルエンザ菌やノロウイルスなど広い範囲の種々のウイルスを強力に不活化できることを示しました。
消臭力
普段の生活で気になる臭いや、ペットの臭いも消臭します。
柿渋タンニン消臭試験結果(30分後の消臭効果率)
悪臭名 | 消臭率(%) |
---|---|
トイレ臭(アンモニア) | 99.9 |
魚の腐敗臭(トリメチルアミン) | 98.5 |
腐った卵(硫化水素) | 94 |
腐った玉ねぎの臭い(酢酸) | 98 |
足の臭い(イソ草酸) | 98.3 |
加齢臭(ノネナール) | 93.2 |
刺激臭・シックハウス症候群の原因(ホルムアルデヒド・アセトアルデヒド) | 99.5 |
柿渋は活性炭などの吸着作用とは異なり、一度消臭すると二度とニオイは出てこないと分析されています。
ウイルスを不活性化させる
ウイルスに対する効果も強力です。
柿タンニンは、インフルエンザウイルスやノロウイルスなど、さまざまなウイルスにくっつき、その活動を抑え込んで不活化性させます。
広島大学で、お茶をはじめさまざまな植物タンニンを用意し、多種類のウイルスに対して作用させてその効果の強弱を測定したことがあります。
その結果、多くのタンニンがウイルスの種類により効果がばらつき、特にノロウイルスには効果がないものばかりでしたが、柿タンニンだけは、テストされたすべてのウイルスに強い効果を発揮することがわかりました。
ほかにも、柿タンニンはダニなどアレルゲンになるタンパク質を吸着してしまうことがわかっています。
柿タンニンの抗ウィルス効果
ウィルス | 柿タンニン | コーヒータンニン | 緑茶タンニン | ワットルタンニン |
---|---|---|---|---|
香港型インフルエンザ(H3N2) | 5.8 | 0.7 | 5.8 | 5.7 |
鳥インフルエンザ(H5N3) | 6.2 | 0.7 | 6.2 | 6.1 |
単純ヘルペスウイルス | 5.1 | 0.6 | 4.2 | 4.1 |
水疱性口内炎ウイルス | 4.2 | 0.4 | 4.2 | 3.3 |
センダイウイルス | 6.6 | 0 | 6.2 | 6 |
ニューカッスル病ウイルス | 5.1 | 0 | 5.1 | 5.1 |
ポリオウイルス | 5.4 | 0.1 | 5.4 | 4.5 |
コクサッキーウイルス(手足口病など) | 5.2 | 0.1 | 1.5 | 1.4 |
アデノウイルス(インフルエンザなど) | 4.3 | 0.2 | 3.2 | 3.2 |
ロタウイルス(下痢など) | 5.3 | 0.1 | 5.3 | 5.3 |
ネコカリシウイルス | 4.9 | 0.1 | 4.1 | 4.9 |
マウスノロウイルス | 4.3 | 0 | 1.7 | 1.6 |
「4」以上はウイルス不活化効果があることを示す。
★米科学誌『PLOS ONE』で柿タンニンの抗ウィルス機能が発表されました。
柿渋中わずか3%しか取れない、貴重な無味無臭のタンニンを使用!
いつも美味しく食べている柿が柿渋の原料です
柿の品種は現在約1,000種類あるとも云われています。
甘柿と柿渋を作る柿の種類は違います、甘柿は渋柿の突然変異によりできたのです、昔は渋柿しか存在しませんでした。品種改良を加えて今の様な美味しい甘柿が出来上がったという歴史があります。
現在は渋柿も品種改良され、実を小ぶりし、タンニンの含有量グッと増やした品種が天王柿などです。
京都の天王柿使用
柿渋の特性と用途
渋染めは、防水効果、防腐効果、耐久力強化といった特性を持っています。
古くから、酒袋、漆器、布、木、竹、紙、型紙、漁網、釣り糸、ロープ、家具、建築材、船、傘、格子、うちわなどの下地として使用されてきました。
また民間薬として、やけど、しもやけ、血圧降下剤、二日酔いの予防や蜂などのタンパク毒の中和剤としても利用されてきました。
現在では、清酒製造での清澄剤(酒の中のタンパク質を柿タンニンが凝固・沈殿する)や化粧品素材、発酵食品の除タンパク剤、重金属の吸着剤として使用されています。
甘柿と渋柿のタンニン含有率
青柿 | 成熟果 | |
---|---|---|
甘柿 | 約0.3% | 約0% |
渋柿 | 約3~5% | 約1~2% |