
弁当生活に必須!ノロウイルスを防ぐ柿渋ふきんの使い方
最近、食中毒のニュースが
やけに目につくなと思っていたら
やっぱり増えていました
盛岡市と滝沢市の小中学校で
教職員57人が
ノロウイルスによる食中毒に
入学式後の
仕出し弁当が原因だったそうで
5つの学校が休校になるという事態に
幸い、子どもたちには
影響がなかったとのことですが
「うちも他人事じゃないな」と
改めて背筋が伸びる思いです
ニュースで見かけたのは
これだけではありません
別の地域では、
ノロウイルスが原因で
一人が亡くなったという
ショッキングな出来事もありました
春は出会いの季節ですが
同時に菌たちも元気になってくる季節
私も毎朝
娘のお弁当を作っている身として
食中毒のリスクには
どうしても敏感になってしまいます
そんな中
前回のブログでも少し触れましたが
ここ最近特に気になっていたのが
台ふきんの匂い
生乾き臭が取れないなぁと
思っていたのですが
これってまさに
菌が繁殖している
サインだったんですね
そこで「柿渋」の力に
頼ってみることにしました
柿渋には、ノロウイルスを
不活性化する力があるんです
しかもそれだけじゃない
奈良県立医科大学の発表では
インフルエンザウイルスや
コロナウイルスまでも
たった30秒で不活化できる
という報告があるんです
自然素材なのに
まさに頼れる“菌の番人”
料理中は手を
洗う回数が何度もありますが
その手を拭くふきんが
不衛生では元も子もありません
そこで、
ふきんを柿渋で染めてみる事にした
やり方は意外と簡単
①まずは新品のふきんを
水でゴシゴシと洗って糊を落とす
②うちで扱っている
柿フィールの「柿色」
を水で2倍ほどに薄めて
ふきんを漬けこみ絞って干す
この工程を3回ほど繰り返す
乾かした後水でまたゴシゴシ
それだけでOKです
柿渋は乾燥すると皮膜を作るので
特別な色止め処理も必要なし。
染めた後は
あの白かったふきんが
赤茶っぽい色に変わりました
ちょっと渋いけど
見た目も悪くない
そして何より、肝心のニオイ
使い始めて2週間ほど経ちますが
今のところ無臭
あの「もわっ」とした感じがしない
正直なところ菌の数を目で
数えられるわけじゃないけど
日々キッチンに立つ身として
少しでも安心できる素材を
使っているという気持ちが
何より大きな
支えになっている気がします
これから暑くなるにつれて
ますます気をつけたい食中毒
できることをひとつずつ
無理なく取り入れながら
家族の健康を守っていきたいものです