柿渋の塗り壁

「コーヒーが染みる=自然素材の証」塗り壁の本当の価値

 

 

ニュースで
https://news.yahoo.co.jp/articles/98883da2afb9434852a741f486fac332dfeecf56?page=2

新築の家の壁に
20回以上もコーヒーをかけられる嫌がらせ

そんなことして
何になるんだろう…

いやコーヒーは飲むものであって
壁にぶちまけるものじゃないでしょう

 

しかも20回もって、もはや
朝のルーティンみたいになってる?

犯人の意図は不明だけど
家の持ち主はたまったもんじゃない

きっと朝起きて外に出るたびに
やられたとため息をついているんだろう

でもそれと同時にふと思った

壁大丈夫なのかと

コーヒーのような濃い液体を
毎回浴びていたら
さすがにシミになりそうだ

 

 

撥水性の高い壁なら
水で流せば済むかもしれないけど
吸水性のある素材だったら
完全にアウトかもしれない

とはいえ外壁はともかく
もしこれが家の中の壁だったら
どうなるんだろう?

 

 

たとえば一般的な家の内装に
使われるビニールクロスは
水を弾くから
コーヒーをこぼしても
サッと拭けば元通りになる

 

でもその代わりに
空気を調整する力はなくて
湿気もニオイもそのまま
部屋に残ることになる

 

一方弊社のパーシモンEウォール
のような自然素材の塗り壁は
珪藻土や漆喰の力で
部屋の湿度をちょうどいい具合に
調整してくれるし


さらに柿タンニンの力で
生活臭を吸収して
部屋の空気をクリーンに保ってくれる

 

ただしこの塗り壁には
汚れが染み込みやすい
という弱点がある…..

 

だからもし塗り壁に
コーヒーをこぼしたら
ビニールクロスのように
拭けば終わりではなく
しっかり対処しないといけない

 

もしやってしまったとなったときは
まずは焦らず
乾いた布で優しく押さえて
余分な液体を吸い取ることが大切だ

絶対にゴシゴシこすってはいけない
こすると表面が溶けてしまう!

 

次に水で薄めた漂白剤
キッチンハイターなどを
雑巾に染み込ませて
ポンポンと叩くように拭いていく
霧吹きなどのスプレーでも大丈夫

 

 

ここで大事なのは
一気に落とそうとしないこと

少しずつ慎重にやるのがコツ

何回か繰り返せば
だんだんシミが薄くなっていく

 

 

こうやって聞くと
えやっぱり塗り壁って面倒くさい
と思うかもしれない

でもちょっと考えてみてほしい

最近は自然素材と言いつつ
表面に樹脂をコーティングして
汚れにくい塗り壁
として売られているものもあるけど
それって結局ビニールクロスと変わらない

 

確かに汚れにくいかもしれないけど
調湿機能も消臭効果も
ほとんど期待できない

つまり見た目だけ自然素材なのだ

本当に空気を
整えてくれる塗り壁だからこそ

汚れがつくこともある


でもそれは
家の中の空気を守るために
働いている証拠でもある

外壁にコーヒーをかけられるのは
絶対に嫌だけど

家の中の壁がただの壁なのか
それとも
住まいの空気を整える存在
なのかは
自分で選ぶことができる


パーシモンEウォールは
ただの内装材ではなく
家の環境を快適にする塗り壁だ

汚れを恐れるか
それとも本物の壁を選ぶか

その選択が
家の中の快適さを左右するのです。

 

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