社長ブログ

車に興味がなくても心を奪われる、マツダミュージアム

 

 

リボ-ンの翌日の旅


リボンアワードの余韻に
浸る間もなく
私はブログ仲間たちと
広島・山口を巡る旅に出かけました


ブログを書き始めて
まだ1ヶ月の私にとって
この旅に参加するのは
少し勇気のいることでした


でも、初めて顔を合わせる方々も
普段ブログで見慣れているせいか
どこか懐かしい


すぐに仲間として温かく
迎えていただきました

始めて1ヶ月で
この旅に来るなんてすごいね

と言われて初めて
自分がまだ初心者だ
ということを思い出しました


すみません
ベテランの気でいました!(^^)!





 

 

午前中は山口県の
岩国城で広島の街を一望


ロープウェイにのって
サクッと山登りをし


その後は
山賊という名物料理店へ

古民家を彷彿とさせる
風情ある建物








巨大な鶏肉の串焼き
「山賊焼き」をいただいた

皮がパリっと、たれは甘めで
広がる香ばしさとジューシーさ

そして手のひらよりも
大きいおにぎりの迫力に圧倒






ここで感じたのは

料理そのもの以上に
「体験」が
もたらす感動の大きさ


建物の趣、香り、
そして仲間との笑い声が

この食事をただの食事ではない
「特別な思い出」に変る





 

午後は
マツダ自動車の本社に


正直に言うと
私は車にさほど興味がありません


むしろ「車のミュージアム?」と
少し身構えていたくらい


ところが、
そこに待っていたのは
想像を超える感動と発見







 

マツダミュージアムは
ただ車を展示する
場所ではありませんでした


そこにあったのは
マツダという企業の「魂」


焼け野原から再起し
誰も挑戦しなかった

「ロータリーエンジン」
という技術にあえて挑み続けた情熱


そして、その情熱の背景にある
社員一人ひとりの誇りや思い



 

車の形、素材、技術
それだけではなく


「なぜこの車を作るのか」


どんな夢を描き
どんな未来を見据えたのか


というストーリー



なんて、かわいいのだ


こっちは超イカツイ




車に興味がない私が
「この車に乗りたい」
と思った瞬間



商品そのものではなく
そこに込められた
「想い」が
私の心を動かした瞬間



その体験が
私の中で一つの大きな
気づきをもたらしました

「ストーリーを語る」とは
こういうことだったのか


 

 

私たちの柿渋塗料にも
長い歴史と深いストーリーがある
抗菌・消臭などの機能性はもちろん


1000年以上の歴史を持つ
柿渋の文化を今に伝える唯一無二の商品




私はこれまでも
自社のストーリーを伝えたい
と思い続けてきました


でも、それをどう伝えれば
お客様の心に届くのか


ずっと模索していて
「これだ」
という形が見えなかった

 

でも
マツダミュージアムを訪れて


私は初めて
「ストーリーを伝える」
とはどういうことかを具体的な
イメージとして掴むことができた


単なる車を展示するのではなく
「挑戦の歴史」
を形にして見せているように


私たちも柿渋塗料の物語を
「見える形」
にできるのではないか
それは動画かもしれない
体験型のイベントかもしれない


どんな方法でも
ただ「伝える」のではなく
「感じてもらう」ことが
重要だと気づいた

これまでも提案していく事で
商品をただ売るだけではなかったが

これからは、「語り」を
磨くことにも力を入れたい


 

私たちの塗料がただの
「自然塗料」ではなく
家族の健康を守り
未来を支える商品であること


それを、もっと多くの方に
「感じてもらう」
ための形を作りたい


マツダが挑戦し続けたように
私たちも挑戦を続ける






この旅では
リボ‐ンで心を揺さぶられ
翌日の旅でその心が
次のステップへと動き出した


未来が楽しみでなりません


そして、その物語を通して、
皆様と新しいストーリーを
一緒に作れる日を心待ちにしています💛


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