タンニンと鉄、宿命のバディ──食卓から建築現場まで広がる物語
おはようございます。
寒くなると
つい緑茶やコーヒーに
手が伸びませんか?
心も体もホカホカ温まる一杯
最高ですよね
でも、ちょっと待った!
今日こんな記事を見つけた
https://news.yahoo.co.jp/expert/articles/5733e9f0fe14e95cf72bcaaede4d6718c3237e6a
その一杯
実は飲むタイミングや
組み合わせを間違えると
栄養の取り逃がしにあるかも
えっ、どういうこと?
それは「タンニン」と「鉄」という
まるで永遠のライバルみたいな
二人(いや、二物質?)が関係している
そんな
タンニンさんと鉄さんの物語を
食卓から建築までの
影響力が今日のテーマ
タンニンって何者?
その性格が、結構クセ者なんです
私と同じようにね(笑)
タンニンは自然界では結構な人気者で
緑茶やコーヒー、赤ワイン
特に、渋柿は沢山含まれている
渋みや苦みが正体で
抗菌や防腐といった実力も兼ね備えた
いわば頼れる万能プレイヤー
でも、そんなタンニンは
鉄と出会うとちょっとした
問題児に変わってしまう
なんと、
タンニンは鉄と結びついてしまう
性質があるのです
この性質、
食卓では「鉄分吸収を邪魔する」
といった形で影響が出ます
タンニンは鉄イオンと強い結合を
形成しやすい性質があります
これはいわば磁石のような関係で
タンニンが鉄を
「捕まえる」能力が高い
例えば、小松菜やレバー、
しじみなど鉄分が豊富な食材と一緒に
緑茶やコーヒーを飲むと
せっかくの鉄分が体に吸収されず
さようなら~と
体外へ流れていってしまう
これって、せっかく健康を
考えて鉄分を摂っているのに
まるでタンニンに邪魔される
鉄の片思いみたいな感じですよね(笑)
では、どうすれば
このライバル関係を避けられるか?
簡単です!
食事の前後30分から1時間は
タンニンが含まれる飲み物を控えるだけ
麦茶やただのお水に置き換えれば、
鉄分吸収の邪魔はされません
タンニンを含む飲み物は
その後ゆっくり楽しむのがおすすめ
私は、きっと我慢できないで
飲んでしまうでしょうね(*’▽’)
さて、ここで舞台を
食卓から建築現場に移してみましょう
なんと、このタンニンと鉄の因縁
建築の世界でも繰り広げられている
主役は「柿渋」
この柿渋、自然素材でできた塗料
木材を守る超優れもの
でもここでも
鉄が登場するとドラマが勃発する
例えば
木材に鉄の釘や金具を使っている場合
その上に柿渋を塗ると
タンニンが鉄と反応して錆びちゃう
釘はあっという間にボロボロ
木材もダメージを受けてしまう
これ、もはやタンニンが鉄に
「私と付き合うなら、
錆びる覚悟ぐらいしてよね!」
と言っているようなもの
鉄としては「勘弁してくれよ…」
とため息をついていそうだ
こんな事態を防ぐには
ステンレス製の釘や金具を使うのが正解
ステンレスならタンニンとの関係もうまくいく
いわば「相性抜群のカップル」(^^)/
タンニンと鉄
使い方次第で最高のパートナー
時にぶつかり合う二人(?)ですが
実はどちらも私たちの暮らしに
欠かせない存在です
タンニンは抗菌や消臭といった
パワフルな力を持ち
鉄は体を動かすためにも
建築を支えるためにも欠かせない素材
結局のところ
この二人をうまく仲良くさせるのが
私たちの役目
まぁ、いわばナコード的な存在かな?
食事では
タンニンたっぷりの飲み物を
食後少し控えてみる
建築では鉄に代わる素材を選んでみる
そんなちょっとした工夫が
タンニンと鉄のバランスを保つ鍵となる
タンニンと鉄
なんだかんだいって
私たちの生活に深く関わる
重要な存在なんです
緑茶をすすりながら
「タンニンと鉄、またやってるな~」と
笑い話にするのもよし
建築現場で柿渋を塗るときに
「鉄には気をつけよう!」と
つぶやくのもよし
この特性があるから
弊社の塗料は、鉄缶に充填がNGで
このような容器となっているのです
以上、タンニンと鉄の物語でしたぁ~。
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株式会社アットパーシモン
代表 林青美
日本伝統の“柿渋”を使った自然塗料で
健康と環境を守るのが私たちの使命。
当社の柿渋塗料は
石油ゼロ、VOCの除去、
さらに抗菌消臭効果を
兼ね備えた世界唯一の自然塗料
シックハウス症候群の原因物質を除去、
住む人の健康や地球環境を守る
価値ある家づくりのパートナーとして
工務店さんや設計士さんから
高い評価を得ています。
一般住宅だけでなく
マンション、病院、複合施設、学校など
数多くの現場で使用され
風合い豊かな上に
臭いや有害物質を除去できる機能性で
大人気となっています。
この柿渋を誰よりも愛しているのが
社長である私
このブログで日々商品の魅力を発信中
“あおちゃん”と気軽に呼んでくださいね!
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