太陽と米の恵みから生まれた、未来を塗る自然塗料
朝日の恵みを頂く。
朝7時休日だというのに
娘のテストに付き添うため
まだ眠気の残る体を引きずりながら
駅へと向かいました
心の中では「休みたい……」という
叫びがこだまする中
ふと東の空に目を向けると
朝日が黄金色の光を放ちながら
昇っていくのが見えました
その美しさに思わず
両手を広げて叫びました。
「太陽よ!今日も素晴らしい恵みをありがとう!」
娘は顔を真っ赤にして
「まま、恥ずかしいからやめて!」
と抗議してきましたが、
別に誰もいない、いいじゃないか(笑)
日々の疲れや忙しさが
この光を浴びるだけで不思議と
エネルギーを感じた
太陽の力強い光は
まさに自然からの贈り物。
品川駅、休日で人が少ないおかげて、いい一枚が撮れた。
帰宅後、食卓で娘がぼそりと一言
「最近のお米、なんか光ってないんだけど?」
普通は、ツヤって表現するんだけどなぁ
昨年の米不足の際に買いだめしていた
古いお米を炊いたのです。
いつもならピカピカと輝くお米が
どこかくすんで見えるのも無理はありません。
娘の舌が肥えていることに驚きつつも
日本人とお米の特別な関係に想いを馳せた。
因みに、我が家の最近のお気に入りは新之助
お米は、ただの主食ではありません
それは、四季折々の自然や風土
そして家族の絆を象徴するものでもある
炊き立てのご飯から立ち上る湯気
光り輝く一粒一粒
それは、田んぼを育む
太陽、雨、土、
そして農家の人々の努力が込められた
「自然の結晶」そのものです
さらに、お米の「ぬか」や「胚芽」
といった部分にも
多くの価値が秘められている
例えば、米ぬかから抽出される米油
それは料理の風味を豊かにし
健康を支えてくれる
アットパーシモンの自然塗料は、
原料の一つに、
米油を使用しております。
でもその一方で
塗料としては大きな課題があるのです。
米油は「乾かない油」の一種であり
べたつきやすい性質を持つ
キッチンを想像してみてください。
調理の際にオリーブオイルや米油が付着すると
なかなか乾かず、べたべたしますよね
塗料として使用するには
この「乾かない」という特性が
大きな壁となります
塗料は、木材に塗布した後
しっかりと浸透し乾燥することで
表面をサラサラで心地よい状態に
保つ必要があります
乾かない塗料では
素足で歩いた時にべたついてしまい
とても使い物になりません。
しかし、
「乾かない」という特性は見方を変えると
「しっとり感」をもたらす力でもある
例えば、昔の家は、
おばあちゃんが米ぬかを麻袋に詰め
床を磨いていた姿を
お見受けした方もいるでしょう
米ぬかの優しいしっとり感は
素足で暮らす日本人にとって馴染むのです
一方で、
ドイツなど土足文化の国々で作られる塗料は
土足で歩く床に適した特性を持っています。
それらは「自然塗料」と呼ばれますが
石油由来成分を多く含み、
日本の素足文化にはあまり合わないのです。
こうした原料の特性や文化の違いを深く理解し
日本の素足文化に合う製品を作ること
それがアットパーシモンの信念なのです。
私たちの自然塗料
「パーシモンカラーワークス」は、
柿渋と植物オイルを絶妙にブレンドし
べたつかず
木材にしっかり浸透して乾燥します
その結果、心地よい触感とともに、
空気を浄化し、抗菌・消臭効果を
発揮する性能も備えています
自然からの贈り物を無駄なく
活かしながら、
文化や用途に適した製品を生み出すこと
それが、
私たちの目指す持続可能な未来
朝日が私たちに力を与え
お米が家庭の味を支えるように
自然の力はいつでも
私たちを支えてくれる
アットパーシモンの自然塗料は
ただの製品ではなく
日本人が育んできた素足文化と
暮らしの哲学を反映した
「生きた塗料!」
素材の特性を理解し
適切に活かしながら
健康で快適な住まいを実現します。
今日もありがとう、自然の恵み。
我が家は、土鍋でご飯を炊きます。
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株式会社アットパーシモン
代表 林青美
日本伝統の“柿渋”を使った自然塗料で
健康と環境を守るのが私たちの使命。
当社の柿渋塗料は
石油ゼロ、VOCの除去、
さらに抗菌消臭効果を
兼ね備えた世界唯一の自然塗料
シックハウス症候群の原因物質を除去、
住む人の健康や地球環境を守る
価値ある家づくりのパートナーとして
工務店さんや設計士さんから
高い評価を得ています。
一般住宅だけでなく
マンション、病院、複合施設、学校など
数多くの現場で使用され
風合い豊かな上に
臭いや有害物質を除去できる機能性で
大人気となっています。
この柿渋を誰よりも愛しているのが
社長である私
このブログで日々商品の魅力を発信中
“あおちゃん”と気軽に呼んでくださいね!
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