想うこと

無垢材にウレタン?それとも自然塗料?保育園づくりで大切な選択とは。

 



この疲れ切った顔…

週明けにこれはひどい



天気は雨?晴れ?風は台風クラス。



髪は乱れ、顔はボロボロ
場所は、市役所での
打ち合わせ終わりの1枚…




でもこの顔
ただの寝不足じゃないんです





昨日は朝から
「胃カメラ」→「採血」→「市役所」
の三連コンボをキメておりまして








胃カメラの前日はもう
「生きた心地がしない」憂鬱でしかない





病院で、
泡消し液と麻酔の氷を飲まされた時点で

すでにメンタル残量残りわずか




ベッドに横になってカメラ入る前から
「気持ち悪いです」って言うわたし



いや、まだカメラ入ってないので(笑)




こちらは、身動きが取れないし
言葉も発することができない






1番の心の拠り所は

「先生の大丈夫ですよ~」
とか
看護婦さんが、肩を撫でてくれたり

「もう終わりますからね~」
の声掛けが「神の声」に聞こえる

言葉の力ってすごいですねっ。






低血圧だなぁ~







さて、
その後は、市役所さんへ




ご相談いただいたのは、
保育園で無垢材を使うにあたって
自然塗料の提案ができないか?
というありがたいお話です


てっきり軽めの打ち合わせかと思いきや
なんと十数名の職員さんが!



しかも、実際に保育園運営に
関わるご担当者もいらっしゃって
質問も具体的で実践的



「ささくれませんか?」
「シミになりますか?」
「どれくらいの頻度でメンテが必要?」
「掃除は手間じゃないですか?」
「ランニングコストは?」

…うんうん、大事なことばかりです







でも、こういう時
いつも思うことがあります。


たとえば、
私たち風邪をひいた時って
薬を飲むか迷いませんか?



薬を飲めばすぐ楽になる


でも、体に負担がかかる、
副作用もあるかもしれない…







一方、
薬を飲まずに自然治癒を選べば
治るまでに時間がかかるし
こじらせるリスクもある。



どっちが「正解」ってわけじゃない


それぞれに
メリットとデメリットがあって
今の自分にとって
「何を優先したいか」で選ぶもの



無垢材も、
それと似ていると思うんです











自然塗装の床は、
確かに手間がかかるし
気を使う部分もあります




でもその分、
木の呼吸や温もり、
本物の質感を子どもたちに届けられる



ウレタンで
コーティングすれば
掃除は簡単
でもそれは、
木の魅力を封じてしまうことにもなる




それって
木に見えるけど、
触ってもプラスチックの床だから

子どもたちは、
それが“木”だとは感じる事が出来ない





だからといってね
自然塗装をゴリ押しするつもりはない



運営の立場から見れば、
毎日の掃除やメンテナンスのことを
考えるのは当然だし、大切な責任




わたしは、
「どっちが正しいか」ではなく
「どちらの価値をどう活かせるか」
を一緒に考えていきたい









弊社の塗料は
柿渋×植物油の無添加の自然塗料

石油も界面活性剤も使わず
木の呼吸を妨げません。



抗菌・消臭・空気清浄も可能で
特に子どもたちの
空間には最高だと考えている



ただ、その価値を活かすには
素材の特性を知って
うまく付き合っていく必要があります



素材も人も、それぞれの個性があって
それぞれの“いいところ”がある。











運営する側の目線も
育てる側の想いも
どちらも大切にしながら



よりよい答えを
一緒に見つけていけたらと思う



“無垢材を使おう”と思った、
あの最初の想い


そこに、このプロジェクトの
答えがあるんじゃないかなと….





帰り道は、とってもお天気で気持ちがいい

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