想うこと

その「エコ」は善か?EVと自然塗料で暴く!「見せかけのエコ」に踊らされないでほしい。






こんにちわ

 

ベランダのバラが咲き
朝からるんるんです(笑)





そして、
本日30日、月末の最終日

請求書に、支払い業務がある中
そっち抜けでブログを書いている


業務よりも大事なメッセージを
皆さんにお伝えしたい
という思いなのかもしれない



ぜひ、最後までお付き合いを。








最近ね、うちの主人が
「車を買い替えたい」って
毎日のように言ってくる



私、車にあんまり興味ないんで
「好きにしたら?」
って感じなんですけどね(笑)



まぁ、彼は真剣でして
YouTubeで車のレビュー動画を見たり
ハイブリッドがどうとか
電気自動車がどうとか…
毎晩の様に言ってくるわけですよ





でね、
「やっぱりエコならEVだよな?」
って聞いてきたんです






……いやいや違うよ?












多くの人が「エコの代表」として
思い浮かべるのが、
電気自動車(EV車)かもしれません



でも、
私はこの話を思い出すたびに
また別の違和感がわいてくる



トヨタ自動車の豊田章男氏は
かつてこんなことを言いました


「EVは必ずしも環境に良いとは限らない」


えっ???
と思うかもしれませんよね



要はね、
EV車のバッテリーを作るには
大量の鉱物資源が必要で
その採掘・製造には環境負荷が伴う



さらに
そのEVを動かす
電気はどこから来ているのか?
火力発電が主力なら
CO₂の排出はむしろ増える可能性も




更に
リチウム採掘には大量の水が使われ
重金属などの有害物質が
地下水を汚染するリスクがあります


その汚染は最大300年続く
とも言われており

私たちが今汚した水が数世代先まで
使えないまま残る可能性がある

見た目の“エコ”の裏で
未来の水資源を脅かす
負荷があることも忘れてはならない







そう、EV車は確かに
「見た目はクリーン」だけれど
裏側の環境負荷は決してゼロではない



だからトヨタは、EVだけでなく
ハイブリッド、水素など
複数の技術を組み合わせて
脱炭素を目指している






柿の花が咲き始めたよ~、とてもかわいらしい。








何というか
ビジネスモデルの裏にある
倫理の欠如??



建築業界も
他人事じゃないと思うんです



ここ数年で一気に広まった


「エコ」
「サステナブル」

「リユース」
「カーボンニュートラル」…




もちろん素晴らしい考え方
未来のためには必要不可欠です




でも、最近特に感じるんです。
それらの言葉が都合よく
ビジネスに使われている現実を








最近よく見かけるんです

「リユースしました!」
「サステナブルです!」

っていう商品やプロジェクト


たとえば、古着を回収し
それを粉砕して
新しい素材として活用する


廃材をアップサイクルしてバッグに…..



一見とっても
素晴らしそうじゃないか







しかし
再利用のプロセスをよく見てみると


粉砕して、接着して
また別の形に加工するために


驚くほど大量の
石油由来の樹脂や化学物質を使ってる



それってもう
「自然に還る素材」じゃないし


むしろ、以前の状態よりも
さらに自然に
還らないものに変わっている







環境のためにって言いながら
結果的に環境に
さらに大きな
負担をかけているとしたら


それって、本末転倒ですよね










さらにね、表面だけを見て
「素晴らしい取り組みですね!」
と賞賛する声


メディアが取り上げ
企業が堂々とアピールする


…そのたびに
寂しさと悔しさを感じる




もちろん
努力してる企業もたくさんあります


でも、それに乗っかって
うわべだけ取り繕う企業も少なくない




もっと、深く、広く
正直に、考えてほしい



“見える部分”だけじゃなく
“裏側”にある真実に
目を背けないでほしい










実は、私たちの
自然塗料の業界でもそうなんです


「石油だけど、
害のない石油だから大丈夫」
と言う方もいる


確かに、臭いが少なかったり
刺激の少ない石油製品もある


でも、それが
「石油を使っていい理由」
にはならないんですよね。


それは、
自然には還らないんです…..






 

建築業界で
石油製品を一切使わないなんて
正直ほぼ不可能です



それは私も重々わかっています



でも、だからこそ
「じゃあ仕方ない」ではなくて



少しでも使わない努力と
使うなら、最後まで
素材に向き合い、どう活かし
どう還していくか



その責任を私たちは
持ち続けなければならないと思う








作る人も、売る人も、使う人も



もっと“本質”を見て行動していく
社会になってほしいと常々思う



だから私たちは
自然素材にこだわる。



そして、“本当に良いもの”を
自然にも人にもやさしく
持続可能な循環型のかたちで、
これからも
皆さんに届け続けていきたい。









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