柿渋について

柿渋はミイラ級!?タンニンの力で“腐らない体”を目指した男の物語




こんばんわー

昨日ね、ブログに書いた

髪型がクレオパトラって話ね

思ったより
「写真がないよ」とご意見が頂き

という事で

「寄り目中のクレオパトラ」

っていう無理やりな設定でこちら(笑)

 

 

 

そんな私がクレオパトラかどうかは
どちらでもいいんですけど~

 

こじつけ名人の私は
なんとクレオパトラと柿の共通点を
見つけちゃいました







「クレオパトラって、
絶世の美女ってイメージだけど、
やっぱり最後はミイラだよね…?」って


実際、
彼女とローマの英雄アントニウスが

自ら命を絶った後
二人は一緒に埋葬され
ミイラ化されたという説がある



ただ、まだその遺体は
見つかっていないというミステリー



さすがエジプトの女王
死後も人を惹きつけてやまない存在



ちなみにクレオパトラ、
実はギリシャ系の血を引く
プトレマイオス朝の一員で
エジプト語を話せた唯一の王族だったとか


知性と政治力に満ちた“女王”。


髪型が
クレオパトラと言われたときは
なぬっ?

つて感じだったけど
まぁまぁ光栄かも(笑)

 

 

さて、
そんなクレオパトラをきっかけに

今日はちょっとびっくりするような

「日本のミイラ」についてのお話





 

キーワードはなんと――柿の種!



時をさかのぼること江戸時代
ある本草学者が
自分の体をミイラにする方法を
本気で研究してた



死後に科学的探究の材料にしてほしい…


そんな未来志向なロマンを抱きながら

彼が選んだ方法がなんと


柿の種を飲み込むこと!

…おいおい、つまみか!?


違う違う、本気の方の柿の種です。

 

 

柿の種に含まれる“タンニン”には
強い防腐・抗菌作用がある




この学者はその効果に着目し

死ぬ前に体内にたっぷりタンニンを

蓄積しておけば、
腐らずに済むのでは?

という仮説のもと、
死の直前に柿の種を大量に摂取



さらに彼は、
棺の中に乾燥剤の枕まで

敷き詰めるという念の入れよう

体の内外からの徹底防腐策で挑んだ結果

なんと高温多湿な日本の気候の中でも
見事にミイラ化に成功したんです





しかもそのミイラ
後に国立科学博物館で開催された
特別展「ミイラ」で展示され


CTスキャンで体内に本当に柿の種が
残っていたことまで確認されている


皮膚はタンニンの影響で赤茶けていて
ミイラとしての保存状態も非常に良好


この学者の執念に、ただただ圧巻と
無限の可能性を持つタンニンのパワー


どちらも
時を越えて今なお驚きとロマン



そしてこの“柿のタンニン”は
現代の暮らしでも活躍し、
私たちの生活を支えているんです

 

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