柿食えば鐘鳴る法隆寺

今年は、
そんな柿を食べる時間さえなかったかも

気がつけば走り続け
立ち止まることも忘れて
季節だけが先に進んでいった

柿の皮むき意外と面倒だぜ～

今日は、その大晦日だ

年の瀬の今日になって
ようやく立ち止まり
今年最後のブログを書いている

気がつけば、
ブログの更新も
一ヶ月ぶりになってしまった、、、

忙しかった、
という言い訳はいくらでもできるけれど
それでもやっぱり
書けなかったのは事実で。


その間にも季節は進み、ニュースは流れ
柿の話題も、熊の話題も、次々と目に入ってきた。

そんな中で、先日一本の電話を

「クリスマスには、柿のケーキでも作るんじゃないか
と思ってブログ楽しみにしてたのに」

その言葉を聞き

ああ、待ってくれている人がいるんだな、と。
書いていない時間にも、
こうして想ってくれている人がいるんだな、と。

今年一年を振り返ると、
本当に、あっという間だった

仕事でも、プライベートでも
たくさんの出来事があってね

たくさんの人に出会って
気づけば一年が走り去っていた

仕事では、
新しく出会えた方が本当に多かった

お客様がお客様を紹介してくださったり
応援の言葉をかけていただいたり
可愛がっていただきながら
なんとか
この一年を乗り越えてきたように思う

出張先でパーシモンのカタログを配るお客様(^^)/

もちろんこの一年
楽しいことばかりじゃなかった
辛いことも、悔しいことも
失敗も、正直たくさんあった

でも今思えば、
その一つひとつが
ちゃんと自分の中に残っている

商品開発の難しさ、仕入れの大変さ
性能をどう担保するか、どう構成するか

簡単なことなんて一つもなくて
何度も立ち止まり、考えて、悩んで

それでも最後に残るのは、
不思議と「楽しかった」という気持ち

それは、
この人のために作りたい
この会社の力になるものを作りたい
そう本気で思える相手がいたから。

これまで積み上げてきた経験を
全部かき集めて、全力で回転させて
形にしていく時間は
やっぱりものづくりの醍醐味だと思う



悩んで立ち止まったら
やっぱりお風呂に入って癒されるべし
仕事中タカラさんの
ショールームでくつろいでるわたくし（笑）

ビジネスをする以上
いくら仲が良くても、
公私混同するなと育てられてきた

もっと強かでなければならない場面も
キットあるのだと思います。

それでも、やっぱりこれ

誠実に勝る武器はない。

遠回りをしても、失敗をしても、
人に対しても、仕事に対しても、
誠実であることだけは、
これからも大切にしていきたい。

そして最後に。

いつも可愛がってくださるお客様
商品をご贔屓にしてくださるお客様
そして、
私という人間そのものを、
まるごと受け入れてくださっている皆さまへ。

本当に、ありがとうございます。

また来年も、誠実に、正直に、
ものづくりと
向き合っていこうと思います。

反省も抱えながら、
感謝も胸いっぱいに詰め込んで、
また次の一年へ。

来年も、ほどほどに頑張りつつ
ほどほどに甘えさせてください♡

どうぞ皆さま、健やかで
あたたかい新しい年をお迎えください。