パーシモン塗料について
- パーシモン木部塗料は他の柿渋塗料と何が違うの?
- 通常の柿渋塗料は、柿の搾汁液を発酵した物です、
パーシモン塗料は柿の搾汁液+植物オイルで作られています。
- パーシモン木部塗料は100%無添加って本当ですか?
- はい、パーシモン木部塗料は完全100%無添加の純天然塗料です。
柿渋は水です、水は油と交じり合う事はありません。
水と油を混ぜるには繋ぎに界面活性材を使用しますが、それは石油化合物で人体に悪影響です。
弊社は化学物質を一切入れない自然素材のみで作っております。
- パーシモン木部塗料はオイルステインですか?
- オイルステインとは木材に染み込んで着色してくれる「ステイン塗料」の一種の総称です。
ステインには油性と水性があります、パーシモンは柿渋とオイルで作った水性塗料です。
油性に比べ臭いが薄く、後処理も楽です。
何より、パーシモン木部塗料は他にはない100%無添加で機能性と効果のある唯一無二の木部塗料です。
- パーシモン木部塗料は他のオイルステインと何処が違うの?
- 通常の木部塗料・自然塗料と言っても、完全な自然ではなく、石油化合物や防腐剤を多く含み、嫌な臭いもします。
機能としては、木部の撥水保護はしますが、他の機能はありません。
パーシモン木部塗料は体に良くない成分は全く使わず100%無添加で作り、嫌な臭いもしません。
木部の撥水保護以外にも抗菌・消臭・VOC(揮発性有害物質)除去などの機能と効果があります。
- パーシモンシリーズの違いを教えてください。
-
パーシモンカラーワークス
柿渋の重要成分はタンニンです、その含有率はわずか3%です。
そのわずかなタンニンを抽出し植物オイルとブレンドしたのがパーシモンカラーワークスです。
柿渋特有の経年変化がありませんので当初の色を保てます。柿心
長年熟成させた、柿渋の原液を植物オイルとブレンドしております。
ワークスと比べ若干色が沈み、柿渋特有の経年変化を楽しめます。柿心エクステリア
長年熟成させた、柿渋原液を植物オイルとブレンドしております。
耐候性の強い桐油を中心に作り外部に適しています。
柿渋特有の経年変化を楽しめます。柿心フロア
柿フィール
柿色柿の品種は、京都産天王柿 タンニンの含有率が高く柿渋では最高の品種です。
新鮮な青柿を搾汁し長年熟成発酵させた最高品質の天然柿渋100%です。
植物オイルとブレンドせず柿渋本来の発色を楽しめます。古色
古民家や大黒柱の様に長年の経年変化で現れる深い色味を塗装する事で簡単に再現できる様特殊加工させた着色用の下塗り柿渋です。
水に弱く使用は室内のみでワークスまたは柿心で上掛けが必須となります。
- パーシモン木部塗料ではどんなオイルを使用していますか?
- 米油・荏胡麻油・ひましオイル・桐油・カルナバ蝋などの植物オイルです。
- 他のメーカーでは蜜蝋も使うがパーシモン木部塗料なぜ使わないの?
- パーシモンでは、カルナバ蝋や米蝋を使います。蜜蝋も撥水や耐摩耗の効果がありますが、木は植物ですので出来るだけ植物から抽出した成分で補っていきたいと考えます。
- 内部にはどの商品が適していますか?
- 内部にはパーシモンワークス(経年変化なし)または柿心(経年変化あり)、高撥水をお求めの方は柿心フロア(経年変化あり)がおすすめです。
- 外部にはどの商品が適しています?
- 外部には、柿心エクステリアがおすすめです。
耐候性が最も強い最強の植物オイルをブレンドした商品です。
- 塗料が分離している様に見えますが、まだ使えますか?
- 弊社は一切の界面活性剤を入れておらず、その反面長期間放置しておきますと少しずつ水と油が分かれて見える事はあります、攪拌や振って頂ければ問題なく使用可能です。
- フローリングは無塗装じゃダメですか?
- 結論から申し上げますと無塗装ではダメです。
フローリングなどの建材は乾燥処理工程で水分と油分が飛んでしまい木はカサカサ状態です、生活の過程で水滴や汚れが付着しシミの原因となります。オイルを塗装する事で汚れを大幅に軽減でき、木に強度と艶をもたらし美しく保つ事が出来ます。
- どの商品が一番撥水性が高いですか?
- 一番の撥水性はパーシモンワックスです。
- どんな木に塗れますか?
- 浸透性の塗料ですので、塗膜していない木で有れば塗装可能です。
塗膜性のウレタン塗装やペンキが塗ってある木の上からは塗れません。
- 実際に塗った色と見本の色が違うのですがなぜですか?
- パーシモン木部塗料は浸透性塗料ですので、樹種によって密度が異なり染み込み具合が変わります。針葉樹は広葉樹よりも浸透性が良いのでカラーにつきましては濃く入ります。
また無垢は2つと同じ木目や部位はないので、塗装後の雰囲気や染み込み方がそれぞれ異なります。
そのランダムな雰囲気も無垢の楽しみの一つでもあります。
- クリアカラーなのになぜ色が透明じゃないのですか?
- それは水と油がエマルジョン(乳化)しているからです。
マヨネーズもお酢と油が乳化したから透明ではないのと同じ原理です。
見た目は白でも塗って乾くと透明になりますのでご安心ください。
- クリアを塗ったが少し濡れた色になるのですが乾いたらどうなりますか?
- 塗りたては、木が濡れた感じの色が強く出ますが乾燥後は濡れ感が軽くなります。
水分が乾燥後、オイルは木に残りますので、無塗装の状態よりはマットになります。
- パーシモン木部塗料はどこ製ですか?
- パーシモン木部塗料は全て日本国内で1つ1つハンドメイドにて製造しております。どこの塗料よりも安心・安全な塗料です。
- 柿渋塗料は臭いけどパーシモン木部塗料も臭いのですか?
- 古来の柿渋は、とっても強烈で嫌な臭いで使うのを遠ざけてきましたが、
パーシモンワークスでは、無臭の柿タンニンのみを使用しておりますので柿渋の様な嫌な臭いは全くありません。
柿心シリーズでは、高純度の低臭柿渋を使用しておりますので最大限に臭いを抑えております。
- 柿渋は経年変化するけどパーシモン木部塗料はどうですか?
- 柿渋は日光に当たると色が沈む、柿渋特有の経年変化があります。
パーシモンカラーワークスは柿タンニンのみで作りますので、経年変化がありません。
その他の商品は柿渋そのものをブレンドしておりますので経年変化があります。
- 少し柑橘の香りがしますが何ですか?
- 原材材料にオレンジオイル使用しております。揮発性の物ですので完全に乾けば匂いはなくなります。
- パーシモンシリーズは1液性ですか?
- はい、パーシモンシリーズは1液性です、よくかき混ぜそのままお使いください。
- 薄め液はどんな時に使いますか?
- 冬場や気温の低い時は、塗料が少し硬くなります。
その際に専用の薄め液を入れる事です、柔らかくなり塗りやすくなります。
- 薄め液はどのぐらい入れるの?
- 製品の2%~20%程度加え、良く攪拌してください。
- 薄め液はどんな材料ですか?
- パーシモン専用薄め液は、オレンジオイル100%で造られております。
天然100%のアロマオイルと言っても過言ではありません。
- 薄め液を入れるとカラーは薄くなりますか?
- 製品の2%~20%の比率で有れば、カラーには差ほど影響ありません。
- パーシモンシリーズはなぜF☆☆☆☆を取得していないのですか?
- 建築基準法施行令20条の7に基づく、国土交通省告示第1113~1115号に定めるホルムアルデヒド発散建築材料(塗料)の規制対象となる成分を使用していないため、告示義務(F☆~☆☆☆☆)対象外となり、F☆☆☆☆以上に安全な塗料です。
- パーシモンシリーズの消費期限は?
- 無添加で作っていますので、一年以内には使って頂きたいです。
一年以上経過した商品には分離がみられますが、攪拌頂ければご使用も可能です。
- パーシモン木部塗料を塗装する場合、木材の種類によって仕上がりの艶感に差はありますか?
- あります、木材の種類や木材表面の仕上げ方によって見た目がガラリと変わります。実際にお使いの木に直接塗って見た目を確認するのが一番です。
少量ではありますが、サンプルを提供ことも可能ですので是非お問合せください。
- パーシモン木部塗料は撥水性優れているのに、木が呼吸できるのはなぜですか?
- 木材に浸透し細かな網の目状の細孔を形成します、液体を弾きますが気体は通します。細かな網目状ですからあくまでも撥水であり、放置をすれば少しずつ浸透していきますの水分が付いた時には拭き取り頂く事をお勧め致します。
- パーシモン木部塗料のサンプルやパンフレット等を入手するにはどのようにご請求したら良いでしょうか。?
- ホームページのお問合せフォームまたはお電話・FAXにて承ります。お気軽にお問い合わせください。
- ウレタンやニスなどで、塗装してある家具の上にペンキのような感覚で塗ることができすか?
- 塗膜性の塗料の上からは塗れません、紙やすりなどで塗膜を剥がして頂く必要があります。
- 外側木部(柱型、下見板、屋根表し垂木部分他)を塗装したいと考えていますがどのシリーズとカラーがおすすめですか?
- 外壁には柿心エクステリアがおすすめです。耐候性の強い桐油を中心に作り外部に適しています。
カラーは、お好みにも寄りますが外部には濃い系のカラーを塗装した方が劣化が目立ちません。白系のカラーをご希望の場合は、よりメンテナンスの頻度を高める事でさらに木が長持ちします。
リフォームの際は、現状の木肌をサンダーなどでキレイに整えてから塗るとよりキレイし仕上がります。
- 内外共に壁を杉板にクリアーで検討中ですが、日焼けはどの程度緩和されますか?
- 木は紫外線を浴びればどんな木でも日焼けしますが、色が薄い木程日焼けが目立ちます。
パーシモンワークスの白木用クリアというカラーを特注で作っております。通常のクリアとホワイトの間の色味で真っ白に着色せず、薄っすら白みがかった仕上がりとなり、焼け感を抑える事が出来ます。
是非お問合せフォームやお電話にてお問い合わせください。
- 新築床でカバの無垢フローリングに着色を考えていますがどんなカラーが適しているかを教えてください。
- カバ材は塗料の浸透ムラがありますので、濃い色にするほどムラが目立つ樹種です。本来の薄くしい白さを引き立たせる為にはクリアカラーまたホワイト系のカラーがおすすめです。
- 使用予定の木材があるのですが、希望する色を塗ってカラーサンプルを作っていただくことができるのでしょうか。?
- 可能です、ご使用予定の木をを弊社に郵送頂ければ希望のカラーに塗り返却いたします。
塗料のみのサンプルもご提供可能ですので、是非お問い合わせください。
- 無垢のへこみは、濡れタオルにアイロンなどを当てれば元に戻ると聞きましたが、パーシモンシリーズを塗装してもそれは可能ですか?
- パーシモン木部塗料は、木部に浸透した植物オイルが硬化し水をはじく(撥水)機能を持ちますが、木の呼吸(調湿機能)を妨げませんのである程度のへこみなら戻すことは可能です、樹種やへこみ具合にも寄りますが完全に戻らない場合もあります。
- ウレタン塗料の様に静電気を帯びますか?
- パーシモン木部塗料はすべて自然の成分で構成されておりますので、ウレタンや合成樹脂の様に静電気を帯びず、ホコリが付きにくくハウスダストやシックハウス症候群を軽減できます。
- 木製の食品トレーや食器に塗るのは可能ですか?
- パーシモン木部塗料は無添100%の植物オイルで構成しておりますので、有害な物質は一切含まれておりません。
抗菌効果を期待してレストランの木製箸にも活用されおります。
- 集成材に塗装することができますか?塗装したものをダイニングテーブルなどに使用しても大丈夫でしょうか?
- 無塗装の木であればどの木にも塗れます。有害物質を含みませんのでもちろんダイニングテーブルにも塗装可能です。
撥水性の高いワックスで定期的に上掛けをすれば、さらにシミや汚れを防ぐことが出来ます。
柿タンニンと塗料の効果について
- 天王柿は他の柿と何が違うのですか?
- 天王柿は、ゴルフボール大の小粒の渋柿で、渋柿の中でタンニン含有量が最も多く、柿渋の原料としては最高で特別な柿です。
- 柿渋ってなんですか?
- 柿渋塗料とは、青柿を搾汁した汁を3年・5年・8年と発酵させて液体の事です。
古来より、木部に塗り木材の保護と強化とをしてきました。1400年の歴史を持つ法隆寺も柿渋を塗り美しい歴史的建物として有名です。
現在では、柿渋の機能性と効果が化学証明され、サプリメント・薬・シャンプー、一時期は柿渋石鹸で脚光も浴びました。
お茶はではカテキン・ワインではポリフェノールと同じように柿渋タンニンもポリフェノールの仲間です、そのなかでも柿タンニンは飛びぬけて多く合体した巨大な分子構造なのです。茶カテキンの約数十倍も構造が大きく別次元の強烈な渋さを持つ植物界では最強なパワーを持ちます。
- パーシモン木部塗料は床、家具の塗装に対して抗菌性能の製品ですか。
- パーシモン木部塗料の製品にはすべて柿渋タンニン成分が含まれております。
柿渋タンニンには、抗菌・抗ウィルスの機能と効果があります。インフルエンザ菌やノロウィルスを不活性化にする強いパワーを持っています。
奈良県立医科大学が柿渋タンニンが新型コロナウィルスへの有効性を示した発表しております。
パーシモン木部塗料に抗菌性能を期待出来ると思います。
- パーシモンはどんな機能性がありますか?
- パーシモン木部塗料では、COC除去・抗菌力・消臭力などの機能性と効果があります。
最近では、奈良県立医科大学が柿渋タンニンがコロナウィルスへの有効性を発表しております。
- パーシモン木部塗料はどんな臭いを消しますか?
- VCO類の消臭では、ホルムアルデヒド・アセトアルデヒドエチルベンゼンなどを消臭します(カケンテストセンターにて試験済み)
生活臭の消臭では、アンモニア臭・ノネナール(加齢臭)・イソ吉草酸(足の臭い)などの消臭効果があります。
- VOCとはなんですか?
- VOCとは、揮発性を有し、大気中で気体状となる有機化合物の総称であり、ホルムアルデヒド・アセトアルデヒド・エチルベンゼンなど多種多様な物質が含まれます。住宅の場合は、ビニールクロスやカラーフロアの建材から揮発します。生活の中ではカーテンやカーペットなどからも揮発します。
粘膜刺激作用による慢性気管支炎、視神経障害、骨髄造血機能の荒 廃を症状とする再生不良性貧血、肝機能障害、急性腎不全などが報告されており人体に非常に悪影響を及ぼす揮発性物質です。
- 柿タンニンの機能性と効果はどのぐらい持続しますか?
- 柿タンニンはカテキンが鎖のように結合した巨大な分子構造で出来ており、分子は物質の性質を失いません。理論上タンニンの機能は継続し続けます。そのタンニンを塗料に練り込み、タンニンは常に存在する訳ですから、機能と効果も持続し続けると考えられます。半永久的な試験ができないのは残念ですが、広島大学が二年間ではありますが柿渋タンニンの抗ウィルスの持続性を発表しております。
- 柿渋だけを塗る場合のデメリットはありますか?
- 通常の柿渋塗料とは、青柿を搾汁した汁を3年・5年・8年と発酵させて液体の事です。長年発酵させますから強烈な臭いがします。
その強烈な臭いから防虫の作用があると言われてきました。
色も独特な深みのある茶色です。
しかし、水に強くありませんので時が経つと落ちてしまいます。昔の方は、柿渋を塗ったあと必ずオイルを上掛けして保護してきました。柿渋を塗った後オイルを上掛けします、何度も繰り返し美しい艶へ変化して行きます。
しかし、多忙の現代にそのような時間を費やすことが難しいのが実情です。
カラーについて
- 色をもっと濃くしたいのですが?
- 基本的には何度も重ね塗りを頂く事で濃くなりますが。
樹種により、浸透性が異なりますので塗りながらお好みの濃さに調整頂く必要があります。
- ウッドデッキを自分で塗ろうと考えています。カラーをクリアと色素ありとどちらを選ぶべきでしょうか?また性能に違いはあるのでしょうか?
- ウッドデッキは紫外線の影響を多く受けるのでパーシモンシリーズでは、耐候性の高い柿心を塗るのがお勧めします。
機能性の違いにつきましては、クリアよりも色素入り(顔料)の方が光分散能力や紫外線劣化を防げます。
- 調合して、好みの色を作れますか?
- 同じ種類のパーシモン木部塗料であればご自身で調色してお好みのカラーを作ることは可能です。
- 色を薄くしたい。
- カラーに対してクリアカラーを加えて色を薄める事が可能です。
お好みの濃さにご調整頂ければと思います。
- パーシモンの色は色あせますか?
- パーシモン木部塗料で使用する色は100%自然界の無機顔料です。
無機顔料は染料の様に色あせることはありませんのでパーシモン木部塗料自体の色があせたり退色する事はありません。
- パーシモンのカラー同士をブレンドして大丈夫ですか?
- 同一の商品をカラーブレンドする事は可能です。
是非お好み色合いに挑戦してみてください。
カラーの商品につきましては、比重が重たい顔料が底に沈みますのでご使用前によく攪拌してお使いください。
パーシモン木部塗料の成分について
- パーシモン木部塗の成分は?
- パーシモン木部塗料の主成分は、再生可能な自然植物オイル(荏胡麻油、桐油、米油、ひまし油、)と植物蝋(米蝋・カルナバ蝋)です。
パーシモンカラーワークスは柿渋タンニンでのみで構成し、柿心シリーズは柿渋で作っております。
シリーズにより配合内容が違いますので詳しい成分の違いはホームページにてご確認ください。
- 他メーカー塗料では溶剤を使用しますが、その溶剤の安全性が不安ですがパーシモン木部塗料溶剤は入れてますか?
- パーシモン木部塗料はすべての商品に溶剤を入れていません。
ご安心してお使い頂けます。
塗装について
- 現状の床の塗料が剥がれた状態で施工しても大丈夫ですか?
- 塗装がはがれているのであれば恐らくウレタン塗装かと思います、完全にサンダーなどで塗膜を除去すればパーシモン木部塗料を塗装出来ます。
- 柿渋と金属は反応しますか?
- 柿渋は、金属と反応し鉄は錆びてしまいます。
鉄釘などがある場合はパーシモンワークスを塗るのがおすすめです。
- 塗装後の乾燥時間はどのぐらいですか?
- 季節の湿度や温度により変動しますが、
クリアは塗装後12時間~で、触指乾燥します。
カラー塗装の触指乾燥には、24時間~48時間かかります。
天然のロウ成分は、固さが出るまでに、3日~5日程度かかります、固さが出るまでは、木材を優しく扱って下さい。
- 塗装は何で塗ればいいですか?
- 洗車用のスポンジに少しずつ付けて塗る事をお勧めします。
刷毛ですと塗りすぎてしまう傾向がありますので、弊社ではスポンジをおすすめしております。
- スポンジは再利用できますか?
- スポンジの再利用は難しいですので後日の塗装は新しいものを使ってください。
- 塗装の時に一番注意すべき事は何です?
- 塗料をスポンジにとり、薄っすら塗り、ウエスでしっかり表の塗料をふき取るのがコツで
- キレイに塗れるコツは何ですか?
- 表面に乗った塗料を丁寧に拭とり、ウエスで磨くことで美しい艶を帯びます。
- 塗装後べたつく原因は何ですか?
- ふき取り不足が原因です、表面に塗料が残りいつまでも乾燥せずそれがべた付きの原因になります。
- 着色した後、仕上げにウレタンクリアーを使用しても良いですか?
- ダメです。パーシモンシリーズ同士での重ね塗りは問題ないですがウレタンやジャンルの違う塗料とケンカしますので重ね塗りはできません。
仕上げが必要な場合はパーシモンワックスを塗るとより美しく仕上がり、撥水性も増します。
- パーシモン木部塗料の正しい塗装方法を教えてください。
- パーシモンシリーズの塗装では、スポンジにつけて塗装する様をお勧めしております。ホームセンターなどで販売している洗車用スポンジに少量つけて、薄く塗り伸ばしていきます。全体に塗りましたら、あとはウエスで丁寧に拭き磨きして頂くだけです。
2回目の塗装は1回目が終えてから24時間後に行う事をお勧めします。
完全乾燥は季節や気候にも寄りますが2週間程かかります、触手乾燥は2日程です、2日後にべたつきや塗料が手に付く場合は塗りすぎが原因ですのでウエスでふき取りをしてください。
塗装の失敗の主な原因は、塗りすぎにあります。浸透性塗料なので木部が染み込む分しかいらないのです、表面に残っている分は完全にふき取りをして頂きます。
塗りすぎますと乾きも悪くなりますし、ふき取りした分もロス分となり勿体無いです。
浸透性の塗料ですので浸透した部分だけで十分です、表面に乗った塗料は全て余分で完全にふき取る事が必須です。
- 塗装前の下地処理はどうしたら良いですか?
- 塗装前に汚れやホコリが付着している場合はサンディングや硬く絞ったタオルで
拭きホコリを完全に取り除いてください。
カビなどが発生している場合はサンディングで取り除いてから塗装してください。乾燥している木に塗ってください、塗装後は風通しの良いところで乾かしてください。
- パーシモン木部塗料の塗装回数は何回ですか?
- 1~2回です。フローリングは標準が2回塗装です。
1回でも可能ですが、2回の方が浸透量が多くなりますので撥水性や耐摩耗が強くなります。
カラーを濃く表現したいお客様は、乾燥後に同じ色を重ね塗りをしますとより濃く出ます。
- パーシモン木部塗料の塗装可能面積は?
- 塗装する樹種によって吸い込む量が異なりますが目安としては、平面200㎡以上の塗装に場合にはクリア35㎡/L、カラー20~25㎡/L塗布可能です。
古材や粗削りの面については2・3倍程吸い込みが多くなります。
塗装のトラブルについて
- ムラが出る原因は何ですか?
- 浸透性塗料ですので、ふき取りをきちんとすれば表面に塗料が残りムラになる事ありません。しかし木材の種類や木地調整の仕方によっての浸透ムラが出る事によってムラとなる事はあります、それは自然な事で避ける事はできません。
塗る前にサンダーで表面を整え、回数を重ね塗りする事でムラを軽減できます。
- 塗装したが2週間たっても乾かない。理由と対処法は?
- 大抵の場合は塗料に塗りすぎて、拭き取りがあまい事によってです、解決方法としては、弊社販売の薄め液(オレンジオイル)で拭き取りをした頂ければ取れますが、それでもべたつきを感じる場合は、サンドペーパーで表面を落として頂く方法しかありません。
- 色むらはどの様に出ますか?
- 樹種や部位により塗料の吸い込みの差がでます。木は夏に成長する部分(夏目)の方が目が粗いので夏目の方が沢山吸います、成長が少ない冬目の部分は吸い込みが少ないです。
広葉樹(オーク・アカシア・ウォルナットなど)よりも針葉樹(杉・檜など)の方が吸い込みが多く浸透性もいいです。カラーを塗装した際に緻密で油分が豊富な部位には色が入りにくく色ムラが生じる場合があります。
- 塗装時直接手についてしまったが手が荒れる事はありますか?
- パーシモン木部塗料で使用する成分は全て天然成分でありますが、肌が敏感な方やアレルギーの方はお気をつけ頂きたいです。使用しておりますオレンジオイルは刺激性が強い成分でもあります。それは、通常のアロマオイルでも同じで直接肌に塗布する事は避け頂きたいのと同じです。
違和感を感じた際は素早く洗い流してください。
- 薄め液は自然発火しますか?
- 自然発火とは火の気がなに所で油脂が染み込んだウエスが自然に燃え出すことです。薄め液は揮発性のあるオレンジオイル100%で造られており、発火の恐れがあります。
薄め液が染み込んだウエスはすぐに焼却処分するか、水に十分浸してから処分するようにしてください。
詳しくは取り扱い説明書に沿って取り扱いお願い致します。
- 塗装後に床暖房を使用した場合、熱によってオイル成分やカラーが染みでてくるようなことはありませんか?
- 塗装後乾燥硬化すれば、床暖房の熱によりオイル成分やカラーをにじみ出ることはありません。
塗装メンテナンスについて
- メンテナンスはどのぐらいの頻度ですればいいですか?
- 最初の塗装から半年に一度、その後は一年に1度の頻度でお勧めしております。
重ね塗りは床板や羽目板を強力に保護し、重ねて塗る度に木に美しい艶をもたらす事が出来ます。
- メンテナンスは何を塗ればいいですか?
- 当初塗ったものを重ねて塗るのがよいです、カラーの重ね塗りは濃くなりますので濃度を変えたく場合はクリアを塗りましょう。
撥水性が気になり水回りにはワックスの上掛けをお勧めします。
- 外装部分デッキなどはどうのようにしてケアすれば良いですか?
- 塗装してて完全に硬化するまで1~2週間かかります。その後であれば亀の子タワシやデッキブラシを使って洗って問題ないです。で
- 今ペンキが塗ってあるのですが、パーシモンで塗り替えできますか?
- ペンキのような造膜している物は、紙やすり等で完全に表面を落としてから塗り替える必要があります。
- 屋外塗装でのメンテナンスの期間はどのぐらいか?
- 塗装される方位、場所や状況にもよりますが、壁面で、東面・南面2~3年、西面・北面3~4年、耐用年数の目安です。
ご使用の樹種によっても耐久性が多きく異なりますのでご注意ください。
- 必要塗料の量について。
- 製品情報には新しい木材に塗る際の必要塗料の量を記載しております。塗り替えが必要な木材は経年変化によって表面が劣化し、新しい木材より多くの塗料が吸収されるので、塗り替えには2倍必要とお考え下さい。
- 無垢無塗装フローリングを保護するための製品とメンテナンス方法を教えてください。
- 基本的に、室内はパーシモンワークスのクリアで上掛けします。初期は半年に1回、次からは1年に1回程で大丈夫です。ご使用の頻度にも寄りますので良くお使いの場所は定期的上掛けしますとより美しく保てます。
- 自然塗装仕上げの床材の日常メンテナンスにおすすめの商品を教えてください。
- 硬く絞った布巾などで汚れを取り除いて頂ければ問題です、
水分が木の表面に残りますとシミの原因となりますので、お気を付けください。
- 浴室の壁&天井羽目板に塗装は出来ますか?
- 塗装は可能です、しかし木の呼吸を妨げませんので、過剰に湿気が続きますと木にカビが発生する原因となります。こまめな換気をおすすめします。経年で撥水性も衰えてますので上塗りの頻度を増やすといいでしょう。
- 重曹やクエン酸で掃除して大丈夫ですか?
- おすすめしておりません。樹種によっては変色してしまう可能性があります。